内務省の流れを汲む神社境内計画 設計監理

 

㈱日本建築工芸設計事務所



 
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  ■業務案内

【1】最初に境内や建物で起きている事など、神社の皆様のご相談をお聞き致します。これまでの事例項目を幾つか上げさせて頂きますと

①参拝者の数や様相が変わり、拝殿が手狭に成った。
②社殿などの建物が雨漏れしたり老朽化してきて、調査の上何らかの対応をしたい。
③記念事業を行いたいので内容について相談したい。
④その他「境内の事」、「運用の事」などのご相談。
⑤通常境内にある「建築物(社殿・社務所参集殿・儀式殿・末社・神楽殿・授与所 等)」、設備計画も含めた「手水舎」、照明器具の各種「燈篭 等」、「賽銭箱」、「鳥居」・「社号標」・「制札」等の工作物の設計監理。


【2】事業のスタートに向かって
 まず神社様にお伺いして状況を把握させていただき、お話を伺います。度重なるやり取りの上、宮司様の計画内容(敷地の規模や範囲、計画建物の面積や階数・位置、等)が固まってきた頃に下記の事を行います。
①建築法令の調査
②大まかな事業概算金額算出
③現状の把握測量(境内・社殿等の建物)
④記念事業奉賛会設立の資料製作
 
【3】事業内容確定と「実施図面」作成・「施工業者」選定
①役員会、奉賛会の会議を経て計画内容が決定し、当社との「設計・監理契約」を締結して頂き、施工業者へ向けた「実施設計」に入ります。
②私共も建築等の「意匠図」を主に、「構造図」や「電気設備」・「給排水設備」・「空調設備」等の実施図も作成します。
③ほぼ同時に建築工事前に取得が必要な、「建築確認申請」の作業を進めます。
④「実施図面」完成後、神社様と当社等で選定した施工業者との「現場説明会」を開催し見積りを依頼。その後提出を頂き「金額・積算内容・実績」等を考慮しながら施工業者を絞ります。
⑤金額交渉、工事内容・工程確認を行い業者決定して、神社様と施工業者の「工事契約」が締結され着工します。

【4】「安全祈願祭」や「地鎮祭」後に施工に入り、「屋根」の「現寸検査」・「軒付検査」・「蓑甲検査」を行い、「彫刻」・「錺金具」などの「現寸絵様」を作成します。又各種材料の確認をします。


【5】建設工事中の各種儀式の検討と指導
①着工してからの儀式、特に「上棟祭」を中心として、その前の「木造始(釿=ちょうな始)祭」や「立柱祭」などの指導を行います。
②「上棟祭」については、特に入念な打合せを行います。


【6】設計図書に則った各種監理
①計画開始時の地盤の調査等に則った、基礎構造図の通りの施工の確認
②工事中間期の諸官庁検査立会い
③施工業者からの施工図チェックや協議の対応
④竣工時の諸官庁を含む各種検査の準備、立会い
⑤竣工引渡し後の変化確認、維持管理のご相談協議

【7】工事記録の作成
諸官庁への提出資料を含めて、記録作成を行います。

 
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